花巻支店店長 ブログ
今週のブログは( *´艸`)
▶ 花巻支店:川村節子店長
先日、お客様とお話ししていたら、店のまん前に大きな虹が出ているのを見つけました。
ちょうどお客様が未来の展望についての話をしていた時でした。
その日は暗くてどんよりした雲がかかっていましたが、サッと光が差し込んで素敵な二重の虹。
このタイミングは最高でした。
虹を見て、ますますワクワク。
未来への夢、目標、ワクワクすることを語り合うって本当に素敵ですね。
きっと応援されているに違いない!って思いました。
写真はその時の風景です。
話は変わって、今朝の出来事。
いつもの様にご飯支度をしてました。
時間もあるし、昼でも夜でも食べられるようにもう一品作っておこうかなーと、いつもながらのあるもの料理を作るべく、ババッと鍋を振るいました。
でも作っている最中に、
「あー、これ失敗のパターンだな」
という予感が流れ‥
出来上がってみて、やっぱりその失敗を確認することになりました(泣)
素材の良さが死んでるパターンというやつでしょうか。
主婦歴は長くても、私はたまーに?よく?この様にやってしまうことがあります。
出来上がったおかずを前に検証。
具材の組合せ、合わせるタイミング、分量、、あー、ここ失敗だったな、、と分析。
それから(何でも行き当たりバッタリはダメね。美味しく作るなら、美味しいイメージ持って作らないとね。。。)という反省点。
漠然と、、という行動から出た結果です。
そんなことを考えていたら、ふと先日行ったレストランのことが思い出されてきました。
そこは素材をとても大切にしてお料理をつくるオーナーさんで、始めて伺った店だったのですが、そんな私にもお料理について色んな話を聞かせてくださいました。
その日のメニューの中の芋の子汁についても。。。
「芋の子汁はね、
芋の子(里芋)で出汁をとるんだよ。
スプーンで丁寧に薄く薄く皮をこそげて、水からじっくり20〜30分コトコト煮ると、芋の子の出汁が出る…。」
ということ。
芋の子の出汁なんて(・o・)
芋の子は具だとしか思ってなかったけど。
たしかに普通の出汁とは違う旨味を感じる美味しさなんです。
じっくりゆっくり手間暇かけて、素材本来の味を最高に引き出してあげる。
時短や手軽さもいいけれど、こういうことってとても大切だったりするんだよ、とお話しされていました。
温かいお話とお料理。
そのお話と出されたお料理の味を通して、食に関しての向き合い方を考えさせられた、ちょっぴり目から鱗が落ちた、、そんな時間でした。
一つ一つの素材を大切に扱う。
それは、命をいただく感謝の心とも繋がっているんだろうな。
そんなことを思います。
それなのに!
今朝の私は、、、
「命を大切に」
そんなことを改めて考えた朝でした。